冬の疲労感、もしかしたら「寒暖差疲労」かもしれません。疲労感の原因となっているのは何?

 

冬になると、なぜか身体のだるさやイライラするといった不調を感じる方が増えます。その原因として挙げられるのが、寒暖差疲労です。寒暖差疲労とは、気温の変化の大きさに身体がついていかず、うまく体温調節ができなくなっている状態を指します。そこで今日は、冬の寒暖差疲労の原因について詳しく見ていきましょう。

 

【寒暖差疲労の原因】

1.前日よりも急に冷え込んだ日

寒暖差疲労を起こしやすいのは、前日と比較して5℃以上の気温差がある日だと言われています。5℃以上の気温差がある状態だと、身体は体温調節を行うことができずに不調を起こしてしまいます。天候は変えることができないので、事前に天気予報をチェックして早めに洋服で調整しておくといいでしょう。

 

2.室内と室外の気温差が大きい

寒暖差疲労の原因は、外気温の差だけではありません。室内と室外の気温差が大きくなることでも、不調が出てしまうことがあります。寒い冬場は温かい部屋で過ごしたいですが、あまり気温を高くしすぎないようにしたり、洋服で調整するようにした方がよいでしょう。

 

3.自律神経のバランスが乱れている

体温調節には、自律神経が大きく関連しています。自律神経のバランスが崩れている状態だと、気温差が大きい環境になった時にうまく調整できなくなってしまいます。自律神経のバランスは、普段の生活習慣によって大きく変わります。バランスのよい食生活と良質な睡眠をとることによって、身体の調子を整えておきましょう。

 

いかがでしたか?冬に普段とは違う疲労感があるという場合、その原因は寒暖差によるものかもしれません。前日との気温差が大きい時や、温かい室内と寒い室外を行き来した場合には、体温調節がうまくできなくなって身体のバランスが崩れてしまうことがあります。そのため、天候をしっかりとチェックして自分で調整するようにしましょう。