冬に起こりやすい「冬型栄養失調」を防ぐには何を食べればいい?おすすめの栄養素を大公開!

冬は、自分が思っている以上に体力やエネルギーを使っています。それは気温が低い中で体温を上げるためにエネルギーを使ってしまうからです。そのことにより、自分が摂取したエネルギー量だけでは足りず、栄養失調になってしまうこともあるようです。そのような状態を防ぐためには、いつも以上にしっかりと栄養をとることが必要となります。そこで今日は、冬型栄養失調を防ぐために必要な栄養素について見ていきましょう。

 

【冬型栄養失調を防ぐために必要な栄養素】

1.マグネシウム

マグネシウムには、筋肉や血管を緩める効果があります。寒い冬には筋肉や血管が硬直しやすく、たくさんの量のマグネシウムが使われてしまうので、普段より意識してとった方がよいでしょう。マグネシウムが豊富に含まれているのは、油揚げや納豆、昆布などです。さまざまな調理方法を行いやすいので、魅力的です。

 

2.葉酸

葉酸というと、妊婦さんに必要な栄養素というイメージが多いでしょう。そんな葉酸は赤血球の材料の1つとなっているので、血液量を増やすのに役立ちます。冬には身体を温めるために、多くの酸素を身体中に運ぶので、大量の赤血球が使われてしまいます。葉酸が豊富に含まれるほうれん草や小松菜、春菊はお鍋等で食べるといいでしょう。

 

3.脂質

脂質は、身体を潤す保湿成分となっています。冬は空気が乾燥するので、油分が不足してしまいます。その上、脳の構成成分にもなっているので、積極的に脂質の含まれた魚やオリーブオイルをとることによって、身体を保湿するだけではなく集中力を高める効果も期待できます。

 

いかがでしたか?寒い冬には、普段使わないエネルギーも消費してしまい、身体に栄養素が足りなくなることもあります。そのため、不足しがちな栄養素は積極的にとっておいた方がよいでしょう。食事を意識して、冬を元気に乗り切りましょう。