その風邪のような症状、もしかしたらアレルギーかも?よくあるアレルゲンとは?

冬になり、鼻水やくしゃみ、咳などの症状が出てくるという方は多いでしょう。このような症状が続いていると、風邪をひいたと考える方が大半です。しかし、実際には風邪ではなく、アレルギーである可能性もあります。綺麗に掃除をしているつもりの家でも、さまざまなアレルゲンがあるので、症状が発症してしまうことがあるのです。そこで今日は、家の中によくあるアレルゲンについて見ていきましょう。

 

【よくあるアレルゲン】

1.ダニ

ダニは、25℃~30℃と人間にとっても快適で過ごしやすい気温を好みます。冬は外はかなり寒いですが、家の中は暖房をつけていることが多いので、多く存在していると考えられています。特に湿度が高いところを好み、布団やソファなどの卵を埋める場所にいることが多いようです。ダニは死骸やフンもアレルゲンとなっており、清潔にしていても症状が出てしまうこともあります。

 

2.カビ

カビは高温多湿な場所を好みます。寒い冬でも家の中は過ごしやすい環境となっているので多く発生します。特に水回りは湿度が高いので、こまめに掃除をしていないと広がってしまうことがあるようです。一般的な家には360種類程度のカビが生息しており、空気中に胞子を飛ばして勢力を拡大します。この胞子がアレルゲンとなり、鼻炎や喘息などの症状を引き起こすことがあるようです。目に見えるところだけではなく、エアコンの中にカビが生息しており、動かした時に胞子が一気に飛ぶということもあるので、エアコンを使う前にきちんと清掃しておいた方がよいでしょう。

 

いかがでしたか?鼻水や咳などの症状が出た場合、風邪を引いたと判断する方が多いでしょう。しかし、原因は他にあるケースもあるようです。その1つがアレルギーです。誰でもいつ発症するか分からないので、必ず対策をしておいた方がよいでしょう。