夏の旅行で注意が必要な「エコノミークラス症候群」ってどんな状態?

行動制限がない夏を過ごせる今年は、お盆にどこかに旅行に行きたいと考える方もいるでしょう。そのような時には、車や飛行機を使うこともあるでしょう。狭い場所で長時間に移動をする場合、エコノミークラス症候群のリスクがあると考えられています。そこで今回は、エコノミークラス症候群について詳しく見ていきましょう。

 

【エコノミークラス症候群が起こりやすい状況】

1.4時間以上の長距離の飛行機

エコノミークラス症候群は、窮屈な体勢で長時間同じ姿勢のままでいることによって、血液の流れが悪くなって血の塊ができてしまうことです。そのため、飛行機の中で最も起こりやすい症状だと言われています。特に4時間以上のフライトの場合、エコノミークラス症候群が起きてしまうリスクが高くなってしまいます。車の場合でも起こる可能性があるため、注意しておきましょう。

 

2.肥満の方

肥満の方の場合、血圧が高くて常に血管壁に強いストレスがかかってしまいます。そのため、肥満の方の方がエコノミークラス症候群を起こしやすくなっています。普段から肥満を改善できるように対策をしておく必要がありますが、肥満の方はより気を付けるようにしておいた方がよいでしょう。

 

3.アルコールを飲んだ状態

アルコールを飲んだ状態で狭い空間で長距離移動を行うと、脱水を起こしやすいのでエコノミークラス症候群のリスクも高まります。そのため、遠い場所に旅行に行く前には、できるだけアルコールを控えるようにしておいた方がよいでしょう。また、夏の季節はアルコールを飲んでいなくても脱水症状を起こしやすい状態なので、こまめに水分を補給しておくことをおすすめします。

 

いかがでしたか?夏の旅行の際には、エコノミークラス症候群が起きてしまうリスクがあります。案外誰にでも起こる可能性のある症状なので、普段から注意しておく必要があるでしょう。