その症状は黄砂かもしれない？花粉症に似た黄砂アレルギーの症状とは？

花粉症の症状が最もつらい時期は、2～3月だと言われています。しかし、5月になってもそのような症状が続いている場合、もしかしたら黄砂が原因かもしれません。この時期になると、黄砂が風に乗って飛んできて体の中に入り、さまざまな影響を体に及ぼすことがあるようです。そこで今日は、黄砂アレルギーの症状についてご紹介していきます。

【黄砂アレルギーの症状】

1.気管支喘息

黄砂が最も作用すると言われているのが、気管支や肺です。黄砂はかなり小さいので、息をする時に自然と吸い込んでしまいます。その量が多くなってしまうと、喘息のような症状が出てしまいます。元々喘息を持っている方は、特に普段から気を付けておいた方がよいでしょう。

2.目のかゆみ

黄砂が目に入ってしまうと、かゆみや赤みが出てしまいます。この症状だけが出ている場合、花粉症と勘違いしてしまう方も多いようです。花粉の時期ではないのに目のかゆみが強く出ている場合には、黄砂を疑った方がよいでしょう。

3.鼻水・鼻づまり・くしゃみ

鼻から黄砂が入ると、鼻水や鼻づまり、くしゃみといった症状が出ます。黄砂がアレルゲンになって鼻の症状が出ることはないと言われていますが、黄砂の主成分である二酸化ケイ素が炎症を誘発すると考えられています。花粉症などを持っている場合、アレルギー症状が悪化してしまうので、しっかりと検査しておいた方がよいでしょう。

4.皮膚のかゆみ

黄砂が肌に付着すると、肌のかゆみが出ることが多くあります。自分の手で強くかいてしまうと、そのことによって皮膚炎が悪化してしまうこともあるようです。そのため、元々肌が弱い方は注意しておいた方がよいでしょう。

花粉症のような症状が長く続いている場合、実は黄砂が原因かもしれません。黄砂の量はニュースで報道されているので、黄砂の量が多い日はしっかりと対策をして外出した方がよいでしょう。